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【Vtuber&Vライバー】小学生でもわかるOBS Studio使い方完全ガイド【ゲーム配信必須】

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目次

1. Vtuberやゲーム配信に必須のソフト『OBS Studio』とは?

OBS Studioは、Vtuberや配信者が高品質な配信を行うために使われているオープンソースのライブストリーミングおよび録画ソフトウェアです。無料で使用でき、Windows、Mac、Linuxで利用可能です。OBSは多機能で、カスタマイズ性が高く、Vtuber活動には欠かせないツールのひとつです。

Vtuberが使用する理由としては、仮想キャラクターの動きをリアルタイムで表示しながら、ゲーム画面や他のメディアを同時に配信できるという点が大きな魅力です。また、さまざまなプラグインを利用することで、さらに機能を拡張することもできます。

2. 『OBS Studio』のインストール方法

まずは、OBS Studioのインストール手順を見ていきましょう。

  1. 公式サイトからダウンロード
    • OBS Studio公式サイトにアクセスし、自分のOSに適したインストーラーをダウンロードします。
    • Windows、Mac、Linux用のインストーラーがそれぞれ用意されています。
  2. インストール
    • ダウンロードしたインストーラーを起動し、インストールウィザードに従ってOBSをインストールします。
    • インストール中に、特に難しい設定は不要です。すべてデフォルトで進めて問題ありません。
  3. 初期セットアップ
    • インストール後、OBS Studioを初めて起動すると、簡単なセットアップウィザードが表示されます。ここで、配信を最適化するか、録画を最適化するかを選びます。
    • これにより、配信や録画に適した初期設定を自動的に適用することが可能です。

3. 『OBS Studio』の基本設定

OBS Studioのインストールが終わったら、次に基本設定を行いましょう。ここでは、Vtuber活動に必要な基本的な設定を紹介します。

以下にご紹介する設定は、OBSの右下に表示されている「設定」ボタンから行うことができます。

3.1 『OBS Studio』のビデオ設定

  1. 解像度の設定
    • 基本(キャンバス)解像度を、自分のモニターの解像度に設定します(例:1920x1080)。
    • 出力(スケーリング)解像度は、配信先プラットフォームの推奨に合わせて設定します。一般的には720p(1280x720)か1080p(1920x1080)が使われます。
  2. FPS設定
    • フレームレート(FPS)は、30または60に設定します。高フレームレートはよりスムーズな動画配信を可能にしますが、PCの負荷が増えるため、自分のPCスペックに合わせて選びましょう。
    • プラットフォームにより、最大フレームレートが制限されている場合もあります。ぜひ配信先のプラットフォームの推奨設定も確認してみましょう。

3.2 『OBS Studio』の音声設定

  1. デスクトップ音声デバイス
    • こちらは、「PCで再生される音」を拾う設定です。ゲーム音やBGMなどを配信に含めることができます。
  2. マイク音声デバイス
    • 使用するマイクを選択します。Vtuberの場合、自分の声をクリアに伝えることが大切ですので、USBマイクオーディオインターフェースを経由したXLRマイクを設定しましょう。

おすすめのマイクについては、以下の記事を参考にしてみてください。

4. Vtuber向けの『OBS Studio』おすすめ設定ゲーム配信にも!!)

OBS Studioを使う際、Vtuberやゲーム配信に特化したおすすめの設定について解説します。

4.1 『OBS Studio』のクロマキーの設定(バーチャル背景の削除)

クロマキーは、V(バーチャルキャラクター)を使う際に背景を削除して、キャラクターだけを画面に表示するための機能です。

  1. ソースの追加
    • ソースの追加→映像キャプチャデバイスを追加し、ウェブカメラまたは仮想カメラを選択します。
  2. フィルターの追加
    • 追加したソースにカーソルを合わせて右クリックし、「フィルター」を選択。
    • エフェクトフィルターから「クロマキー」を選びます。
    • 背景色に合わせてクロマキーの設定を調整し、キャラクターだけが表示されるようにします。
    • ※透明化する背景に緑色が使用されることが多いためクロマキー合成は「グリーンバック」と呼ばれることもあります。

4.2 『OBS Studio』のオーバーレイの追加

オーバーレイは、配信画面をカスタマイズするための要素です。配信画面を装飾するフレームコメント表示視聴者数などの情報を画面上に表示させることができます。

  1. 画像やブラウザソースの追加
    • 画像」または「ブラウザをソースに追加することで、カスタマイズしたオーバーレイを表示できます。
    • たとえば、コメントを画面に表示したり、配信状況を視聴者に伝えるためのレイアウトを簡単に作成できます。
    • 必要に応じて、ここでもクロマキーを有効活用しましょう

5. 『OBS Studio』の配信・録画設定

5.1 『OBS Studio』の出力設定

  1. 出力モード
    • 簡易モード」と「詳細モード」がありますが、より柔軟に設定したい場合は「詳細モード」を選びましょう。
  2. ビットレート
    • 配信の場合、ビットレートは映像の品質を左右します。一般的に1080pでの配信には4500〜6000kbps、720pなら2500〜3500kbpsが推奨されます。
  3. エンコーダー
    • 使用するエンコーダーはPCのスペックによって異なります。ハードウェアエンコーダー(NVENCなど)は、GPU(グラフィックボード)を使うためCPU負荷を減らすことができます。
    • GPU搭載のPCをお使いの場合は、「NVIDIA NVENC〜」と書かれているものに設定するのがいいでしょう。

5.2 『OBS Studio』の配信設定

  1. 配信サービスの設定
    • OBSの設定から「配信」タブを選び、自分の使うプラットフォーム(YouTube、Twitchなど)を選択し、ストリームキーを入力します。
    • 自分が配信するプラットフォームが表示されない場合は「カスタム」を選択し、プラットフォームから指定されているサーバー情報を入力します。
  2. ストリームキーの取得
    • ストリームキーは、配信プラットフォームの設定画面から取得します。OBSに入力することで、配信が可能になります。

6. 『OBS Studio』でよく使う機能プラグイン

6.1 『OBS Studio』のシーンとソース

OBSではシーンソースを組み合わせることで、配信画面を自由に構築できます。

  • シーン:特定の配信画面を構成する要素の集合です。例えば、ゲーム画面とキャラクター画面を含むシーンや、トーク画面のみのシーンを使い分けることができます。
  • ソース:シーンに含まれる要素です。映像キャプチャデバイス、画像、テキスト、ブラウザソースなどが含まれます。

たくさんのソースを使用して、ひとつのシーンを作り上げます!

6.2 『OBS Studio』のプラグイン

OBSの機能をさらに拡張するために、さまざまなプラグインを利用できます。

  • 仮想カメラ:OBSで設定した映像を仮想カメラ映像として、他のアプリケーションに出力するための機能です。例えば、ZoomやDiscordなどWebカメラを接続できるソフトに、OBSの映像を出力することができます。
  • StreamFX:OBSの映像に様々なエフェクトを加えることができるプラグインです。配信の見栄えを向上させるために役立ちます。
「FreeFX」のダウンロード画面

7. 『OBS Studio』のトラブルシューティング - よくある問題とその解決策

7.1 『OBS Studio』で音が入らない問題

OBSでよくある問題として、音が配信に入らないことがあります。これは、音声デバイスの設定が間違っている場合に発生します。

  • 解決策1:設定画面の「音声」タブで、正しいデスクトップ音声デバイスとマイク音声デバイスを選択しているか確認しましょう。また、PCのシステム設定でデフォルトの音声デバイスが正しく設定されているかも確認することをおすすめします。
  • 解決策2:OBS起動後に音声デバイスを接続した場合は、OBSを再起動する必要があります。設定を確認しても問題がなかった場合は、OBS自体を再起動してみましょう。

7.2 『OBS Studio』で映像がカクつく・遅延する

映像がカクついたり、遅延が発生する場合、PCのスペック不足や設定が原因であることがあります。

  • 解決策
    1. ビットレートの調整:ビットレートが高すぎるとPCに負担がかかり、映像がカクつくことがあります。OBSの出力設定でビットレートを適切に調整しましょう。
    2. 解像度とFPSの見直し:解像度やFPS(フレームレート)を下げることでPCの負担を軽減できます。特にPCのスペックが低い場合は、720pの解像度や30FPSを選ぶと安定しやすくなります。
    3. ハードウェアエンコーダーの利用:可能であれば、映像の出力設定でNVENCなどのハードウェアエンコーダーを使用することでCPU負荷を減らし、映像のカクつきを軽減することができます。

7.3 『OBS Studio』の配信が止まってしまう問題

配信が途中で止まってしまう場合、ネットワークの不安定さや設定ミスが原因であることがあります。

  • 解決策
    1. ネットワークの確認:安定した有線接続を使用することで、ネットワークの不安定さを減らせます。フリーWi-Fiやsoftbank Airなどの無線接続は通信速度が遅く不安定なため配信には不向きです。
    2. ビットレートの自動調整:OBSの設定で「動的ビットレート」を有効にすると、ネットワーク状況に応じて自動でビットレートを調整し、配信の安定性を保てます。

まとめ

VtuberVライバーにとって、『OBS Studio』は欠かせないツールです。正しく設定することで、視聴者にとって魅力的な配信を提供できます。今回のガイドを参考にして、自分に合った設定を見つけ、配信をより楽しく、質の高いものにしていきましょう!

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