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VTuberファンネームの決め方|ファンマ・ハッシュタグと被り確認

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VTuberファンネームの決め方|ファンマ・ハッシュタグと被り確認

VTuberのファンネーム・ファンマーク・ハッシュタグは、「ハッシュタグ → ファンマーク → ファンネーム」の順に決め、発表前に被りを検索で確かめるのが失敗の少ない進め方です。

上位の解説記事は「被らないようにしよう」とは書いていても、どこで何を検索すれば被りを確かめたことになるのかまでは書いていません。

この記事では決め方のコツに加えて、X・YouTube・特許庁系の商標データベース(J-PlatPat)で確かめる手順を、執筆時点(2026年10月)の公式ヘルプをもとにまとめます。

目次

3つの役割の違いと、決める順番

最初に、3つが何のためにあるのかを分けておきます。ハッシュタグは「投稿を探すための住所」です。配信の感想やファンアートを、あなたもファンも一か所で見つけられるようにします。ファンマークは、ファンがXの名前欄などに付ける絵文字の組み合わせです。タイムラインで仲間を見分ける目印になります。ファンネームは、配信中にあなたがファンへ呼びかけるときの呼び名です。

この中で、デビュー当日から必要になるのはハッシュタグだけです。初配信の感想を投稿してもらう場所がないと、せっかくの反応が散らばってしまいます。一方、ファンマークとファンネームは、ファンが少ないうちに無理に決めなくても困りません。そのため、次の順で進めるのが現実的です。

  1. 配信タグとファンアートタグを決め、X と YouTube で被りを確かめる(デビュー告知の前まで)
  2. ファンマークの候補を2〜3個作り、同じ組み合わせを使っている人がいないか確かめる
  3. ファンネームの候補を作る。自分で決めるか、配信で視聴者と決めるかを選ぶ
  4. 決めたものをプロフィール・配信概要欄・固定ポストにまとめて書く

デビュー全体の流れの中でどこに入るかは、VTuberデビューの手順で確認できます。名前や設定がまだ固まっていない人は、そちらを先に進めてください。ハッシュタグもファンネームも、活動名から作ることが多いからです。

VTuberのハッシュタグの決め方|Xの仕様で「切れない」形にする

ハッシュタグでまず守るのは、プラットフォームの仕様です。Xの公式ヘルプでは、ハッシュタグにスペースや句読点を入れると正しく機能しないと説明されています。句読点の位置でタグが終わってしまい、公式の例では「#it’sfun」が「#it」として扱われます。数字だけのタグ(「#123」など)もリンクにならず、検索できません。「#」の直前に文字があっても機能しないので、文中に入れるときは前にスペースを空けます(出典: Xヘルプセンター「ハッシュタグの使い方」)。

同じヘルプでは、1つの投稿に付けるハッシュタグは2個までが推奨とされています。ファンが感想を書くときに「配信タグ1つ」で済む設計にしておくと、この推奨の範囲に収まります。

YouTube側にも決まりがあります。YouTubeヘルプによると、ハッシュタグにはスペースを入れられません。また、1本の動画に60個を超えるハッシュタグを付けると、その動画のハッシュタグはすべて無視されます(出典: YouTubeヘルプ「ハッシュタグを使用してプレイリストや動画を探す」)。配信の概要欄に貼るタグは、配信タグとファンアートタグ程度に絞れば十分です。

個人勢がデビュー時に用意することが多いタグは、次の表の3種類です。

種類 使われる場面 作り方の型
配信タグ 配信中・配信後の感想、告知の拡散 活動名の一部+「配信」「放送」「live」など
ファンアートタグ ファンが描いたイラストの投稿 活動名の一部+「絵」「art」「画廊」など
切り抜きタグ(任意) 切り抜き動画やショートの紹介 活動名の一部+「切り抜き」など

タグの文字は、ファンがスマホで迷わず打てるものにします。変換しにくい漢字や、カタカナとひらがなが混ざった形は、打ち間違いでタグが割れる原因になります。英字で作るなら、全部小文字にするか、単語の頭だけ大文字にするかを決めて、自分の投稿でも毎回同じ表記を使ってください。短すぎるタグは、一般的な言葉とぶつかりやすくなります。活動名の一部を必ず入れると、他の話題と混ざりにくくなります。

切り抜きタグは、切り抜きを許可するかどうかを決めてからで構いません。自分でショートを作る予定がある人は、スマホで使える動画編集アプリの記事も参考になります。

ファンマの決め方|絵文字2〜3個の組み合わせで作る

ファンマークは、絵文字を2〜3個並べた形が一般的です。1個だけだと、同じ絵文字を使う人が多く、目印として機能しにくくなります。逆に4個以上になると、名前欄の文字数を圧迫するので、ファンが付けるのをためらいます。

作り方は、キャラクターのモチーフから1個、色やイメージから1個を選んで組み合わせるのが考えやすいです。たとえば「月がモチーフで青いイメージ」なら、月の絵文字と青いハートを並べる、といった形です。猫・うさぎ・桜・星のような人気の絵文字は使う人が多いので、組み合わせる相手を少し珍しいものにすると被りにくくなります。

注意したいのは、絵文字は端末やアプリによって絵柄が違うことです。Unicodeの絵文字一覧を見ると、同じ絵文字でもメーカーごとにデザインが異なるのがわかります(出典: Unicode Full Emoji List)。自分のスマホでは可愛く見えても、PCでは別の印象になることがあります。候補を決めたら、iPhone・Android・PCのブラウザなど、手元にある端末で表示を確かめてください。新しく追加された絵文字は、古い端末で表示されないこともあります。

ファンマークは、あなた自身もXの名前欄に付けておくと、ファンが真似しやすくなります。ファンがまだ少ないうちは、自分の名前欄に付けて「付けてくれたら見つけに行きます」と一言添えるくらいで十分です。

VTuberのファンネームの決め方|自分で決めるか、視聴者と決めるか

ファンネームは、配信中に何度も口にする言葉です。そのため、文字で見た印象より「声に出したときの言いやすさ」を優先します。候補を作ったら、実際に「〇〇のみんな、こんばんは」と声に出してみてください。噛みやすい、聞き取りにくいと感じたものは外します。

作り方は大きく3つあります。活動名の一部に「民」「組」「隊」などを付ける方法、キャラクター設定の中の役割から作る方法(魔王なら配下、店主なら常連客など)、口癖やあいさつから作る方法です。どれを選んでも構いませんが、ファンを下に見ているように聞こえる言葉や、検索すると別の意味が強く出る言葉は避けます。

決め方は、自分で決めて発表する方法と、配信で視聴者と一緒に決める方法があります。自分で決める場合は、デビュー時のプロフィールに最初から書けます。視聴者と決める場合は、候補を募集する配信や、Xの投票機能を使った投票が企画として使えます。ただし、ファンがほとんどいない段階で募集すると、候補が集まらずに終わることがあります。初配信から数回は仮のまま進め、常連の視聴者が見え始めてから決めても遅くありません。

もう1つ確かめておきたいのは、ファンネームやタグに本名・地元・学校など、自分の生活につながる言葉を入れていないかです。何気なく選んだ言葉が手がかりになることがあります。設定の段階で気を付けることは、VTuberの身バレ対策にまとめています。

被りを確かめる手順(X・YouTube・J-PlatPat)

候補が決まったら、発表する前に次の順で確かめます。X の検索画面の項目名は英語版ヘルプを参照しているため、日本語の画面では表記が違うことがあります。

  1. X の検索窓にハッシュタグをそのまま入れ、「最新」タブで投稿を見る。別の人や別の話題で使われていないかを確認する
  2. X の高度な検索で、候補の語句を「完全一致」で検索する。日付の範囲を指定すると、過去に使われていたかもわかる(出典: Xヘルプセンター「How to use advanced search」)
  3. ファンマークの絵文字の組み合わせを X で検索し、同じ並びを名前欄に付けているアカウントがないかを見る。並び順を入れ替えた形でも検索する
  4. YouTube でハッシュタグとファンネームを検索し、他の配信者の動画が出てこないかを確かめる
  5. グッズ化などで名前を商品に使う予定があれば、J-PlatPat の商標検索で同じ・似た読みの登録がないかを見る

J-PlatPat は、独立行政法人 工業所有権情報・研修館(INPIT)が運営する、特許や商標の公的なデータベースです。操作マニュアルによると、グローバルナビゲーションの「商標」から「商標検索」を開き、検索対象で「出願・登録情報」を選んで検索します。検索項目の「商標(検索用)」では文字そのもの、「称呼(単純文字列検索)」では読みが完全に一致するもの、「称呼(類似検索)」では響きが似たものを探せます。称呼は全角カタカナで入力します(出典: J-PlatPat 操作マニュアル「キーワードで商標を検索する」、入力規則と検索項目)。

ここで1つ注意があります。J-PlatPat の検索結果は、あくまで手がかりです。似た読みが出てきても、それだけで使えないと決まるわけではありません。逆に、出てこなかったからといって使ってよいと保証されるわけでもありません。グッズや有料コンテンツの名前に使う段階になったら、弁理士などの専門家に相談してください。グッズなどの収益の考え方は、VTuberの収益の仕組みで扱っています。

検索の結果、同じタグを使っている人が見つかったら、その人の活動が続いているかに関係なく別の候補に切り替えるのが無難です。タグは後から変えると、それまでの感想やファンアートが別の場所に分かれてしまうからです。

発表のしかたと、今日やること

決めたものは、ファンが探さなくても目に入る場所に書きます。Xのプロフィール文、配信の概要欄、自己紹介の固定ポストの3か所にそろえておくと、初めて来た人にも伝わります。固定ポストには「配信の感想は #〇〇、ファンアートは #〇〇」のように、タグごとの用途を一文で書いておきます。用途が書いていないと、どちらのタグを使えばいいかファンが迷います。

配信のサムネイルや配信画面の隅にタグを小さく入れておくのも、覚えてもらう助けになります。サムネイルの文字の入れ方は、VTuberのサムネイルの作り方を参考にしてください。ファンネームやファンマークは、決めた回の配信で一度読み上げて紹介すると、その日から使ってもらいやすくなります。

今日やることは1つです。配信タグの候補を3つ書き出し、Xの検索窓に1つずつ入れて「最新」タブを見てください。誰も使っていないものが1つ残れば、それがデビュー告知に載せるタグです。ファンマークとファンネームは、そのあとで構いません。配信そのものの準備がまだの人は、配信の始め方ガイドから進めてください。

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