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ペンタブおすすめ5選|VTuberのサムネ作りとお絵描き配信の選び方

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ペンタブおすすめ5選|VTuberのサムネ作りとお絵描き配信の選び方

VTuber・配信者がペンタブを買うなら、最初の1台は1万円以下の小さな板タブ(画面のない板型)で足ります。用途がサムネ作りやお絵描き配信なら、描画面がはがきより少し小さいくらいの大きさで十分に作業できるからです。

ペンタブ比較の記事は描き心地や筆圧の段階で選ぶものがほとんどです。ただ、配信者が選ぶときは「配信の邪魔をしないか」も見ておく必要があります。液タブ(画面に直接描くタイプ)は手元を見続けるのでカメラに顔が映りにくくなり、PCの映像出力も1つ使います。

この記事では、執筆時点(2026年10月)に公式サイトで仕様を確認できた5機種を比べ、サムネ・お絵描き配信・モデル制作の3つの用途で、どれを選べば遠回りしないかを整理します。機材全体の揃え方はVtuberに必要な機材をまとめた記事にあります。

目次

VTuber向けペンタブおすすめ5機種の比較表

板タブ3機種と液タブ2機種を並べました。数値はメーカー公式ページの記載です。価格はセールや為替で変わるので、目安として見てください。円の価格を公式で確認できなかった機種は「販売店で確認」としています。

機種 種類 描画できる範囲 筆圧レベル 価格の目安(執筆時点) 向いている用途
Wacom Intuos Small 板タブ 152×95mm 4096 ベーシックは1万円以下(ワコムストア表示9,680円) サムネ作り、初めての1台
XPPen Deco 640 板タブ 16×9cm パープル16,384/ブラック8,192 5千円以下(XPPen公式ブログ掲載4,990円) とにかく安く試したい人
Huion Inspiroy H640P 板タブ 160×100mm 8192 販売店で確認 サムネ作り、机が狭い人
Wacom One 液晶ペンタブレット 13 touch 液タブ 294×165mm(13.3型) 4096 9万円台(ペン・ケーブル付きモデル) 立ち絵やモデル用イラストを自分で描く人
XPPen Artist 12セカンド 液タブ 263.23×148.07mm(11.9型) 8192 販売店で確認 液タブを手頃な価格で試したい人

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表の出典は、ワコムストアのIntuos Small ベーシックとWacom One 液晶ペンタブレット、XPPenのDeco 640とArtist 12セカンド、HuionのInspiroy H640Pの各製品ページです。Deco 640の価格はXPPen公式ブログの初心者向け記事の掲載額です。

なお、ペンタブを買う目的が「自分のモデルの立ち絵を描きたい」なら、絵の練習期間も含めて考えてください。デビューを急ぐなら、立ち絵やサムネ用のイラストは描ける人に頼み、ペンタブは文字入れや簡単な修正用と割り切るほうが早く始められます。

各機種の特徴と向いている人

Wacom Intuos Small|迷ったらこれ

ワコムの入門向け板タブです。描画範囲は152×95mmで、筆圧は4096レベル。Bluetoothで無線接続できるワイヤレスモデルと、USBでつなぐベーシックモデルがあります。ワコムの製品ガイドでも、ベーシックはBluetooth非対応と書かれています。

配信用のPCは机の上がケーブルで混みがちです。配線を減らしたいならワイヤレス、価格を抑えたいならベーシックという分け方で選べます。ワコムストアではベーシック(CTL-4100/K2)が税込9,680円で表示されていました。ワイヤレスの価格はワコムストアのワイヤレス一覧で確認してください。描画範囲がもっと広いMedium(216×135mm)もありますが、サムネ作りならSmallで足ります。

XPPen Deco 640|一番安く試せる

作業エリアは16×9cmで、Intuos Smallとほぼ同じ大きさです。筆圧はカラーで違い、パープルが16,384、ブラックが8,192レベルです。公式ページには傾き検知60°、重さ170g、厚さ7.7mmとあります。

XPPen公式ブログの初心者向け記事では4,990円で紹介されていました。「ペンタブが自分に合うか分からない」段階なら、まずこの価格帯で試し、合わなければマウス作業に戻るという判断もしやすくなります。

Huion Inspiroy H640P|コンパクトで電池不要

作業エリアは160×100mm、筆圧は8192段階です。ペンは電池不要のタイプで、充電切れを気にせず使えます。本体には6つのショートカットキーがあります。

ショートカットキーに「元に戻す」や「ブラシの切り替え」を割り当てておくと、サムネの文字入れや切り抜きの作業がキーボードに手を戻さずに進みます。日本円の公式価格は確認できなかったので、購入時は販売店の表示で比べてください。

Wacom One 液晶ペンタブレット 13 touch|絵を本気で描くなら

13.3型・フルHDの画面に直接描ける液タブです。筆圧は4096レベルで、指で操作する10点タッチにも対応します。ワコムストアの表示は、ペンとケーブル付きのモデルが税込92,180円でした。画面だけのeStoreモデル(ペン・ケーブル別売)もあり、こちらは価格が下がります。

小さい11.6型の「12」もあり、ペン付きモデルは6万円台の表示でした。12はタッチ操作に対応していません。立ち絵やLive2D用のパーツを自分で描く予定がある人向けで、サムネだけが目的なら予算に見合いません。

XPPen Artist 12セカンド|液タブの入口

11.9型・フルHDの液タブで、筆圧は8192レベル、傾き検知は60°です。PCとは付属の3in1ケーブル(HDMIとUSB)でつなぎます。USB-Cケーブル1本でもつなげますが、ケーブルは別売りです。その場合はPC側のUSB-Cが映像出力と給電に対応している必要があります。

本体には8つのショートカットキーがあります。円の公式価格は確認できなかったので、Wacom Oneと価格を比べるときは同じ日に販売店で見比べてください。

ペンタブの選び方|配信者が見るべき4つの基準

比較表を見ても迷うときは、次の順番で決めると絞り込めます。

1. 用途で種類を決める。サムネとお絵描き配信なら板タブ、立ち絵やモデル用パーツを自分で描くなら液タブです。迷ったら板タブから始めて、描く量が増えてから液タブを足しても無駄にはなりません。板タブはサブの入力機器として使い続けられます。

2. 大きさは机に合わせる。配信者の机にはマイク、キーボード、カメラが並びます。今回の板タブ3機種は、描画範囲がどれも16×10cm程度に収まります。広い範囲で腕ごと動かして描きたい人以外は、このサイズで困りにくいです。

3. 筆圧の数値は決め手にしない。4096と8192、16,384の違いは、サムネ作りではまず体感しません。それより、ペンが電池式か充電式か電池不要か、ショートカットキーの数、ドライバの使いやすさのほうが毎日の作業に効きます。

4. 液タブはPCの端子を先に確認する。液タブはHDMIなどの映像出力が1つ必要です。USB-C1本でつなぐ場合は、PCのUSB-Cが映像出力と給電に対応しているかをPCの仕様表で確かめてから買ってください。ノートPCで配信している人は特に注意が必要です。

価格は時期やセールで大きく動きます。表の金額は執筆時点の表示なので、買う前に公式ストアと販売店の両方で確認するのが安全です。

板タブと液タブ、配信者はどちらを選ぶ?

用途ごとに分けると、選ぶべき種類ははっきりします。

サムネ作りなら板タブで十分

サムネの作業は、立ち絵の配置、文字入れ、縁取り、背景の切り抜きが中心です。細かい線画を何時間も描くわけではないので、小さな板タブで困る場面はあまりありません。マウスでも作れますが、切り抜きの境界をなぞる作業や手書き文字は、ペンのほうが速く仕上がります。サムネのデザインそのものはVTuberのサムネイル作りの記事で扱っています。

サムネ作りでペンタブが役に立つ作業

サムネでペンが一番効くのは、立ち絵や背景の切り抜きです。消しゴムやマスクで輪郭をなぞる作業は、マウスだと手首が疲れて線がぶれやすくなります。ペンなら紙に線を引く感覚で境界を追えるので、髪の毛先のような細かい部分も直しやすくなります。

次に効くのが手書きの文字や吹き出しです。フォントだけで作ったサムネは整って見える反面、ほかの配信者と似た印象になりがちです。タイトルの一部だけを手書きにすると、自分らしさを出しやすくなります。筆圧で線の太さが変わるので、マウスで描いた線より自然に見えます。

反対に、立ち絵の配置や文字の位置合わせ、色の調整はマウスのほうが速い場面もあります。ペンタブを買ったからといって全部をペンでやる必要はありません。切り抜きと手書きだけペンに持ち替える、という使い方でも十分に元は取れます。

お絵描き配信は板タブのほうが顔が映りやすい

お絵描き配信では、描いている画面と自分のモデルを同時に映します。液タブだと視線が手元に落ち、Webカメラやスマホのトラッキングから顔がそれやすくなります。その間、モデルはうつむいたままになりがちです。板タブなら目線は正面のモニターに向いたままなので、モデルの表情も動き続けます。

液タブは映像出力を1つ使うので、メインモニターと合わせてPCの出力端子が2つ必要です。配信ソフトやVTube Studioの画面まで並べると、モニターの配置にも気をつかいます。トラッキングの設定はVTube Studioの使い方の記事を参考にしてください。

モデルの立ち絵を自分で描くなら液タブも候補

Live2Dのモデルにする立ち絵は、髪や目、口などをパーツごとに分けて描く必要があり、作業量が多くなります。長時間の線画や塗りは、画面に直接描ける液タブのほうが楽だと感じる人もいます。一方で、絵を描くこと自体が初めてなら、練習しながらデビューを待つ期間が長くなります。依頼した場合の費用感はLive2Dの依頼相場の記事で比べられます。

そもそもペンタブがなくてもVTuberは始められる

念のため書いておくと、ペンタブはVTuberデビューの必須機材ではありません。モデルを動かすのはWebカメラやスマホのトラッキングで、配信はPCとマイクがあれば始められます。サムネもマウスで作れます。ペンタブは「描く作業を楽にする道具」なので、ほかの機材の予算を削ってまで先に買うものではない、という位置づけで考えてください。

お絵描き配信でペンタブを使うときの設定と注意

まず、ペンタブを箱から出したら、メーカー公式サイトから自分のOSに合うドライバを入れてください。筆圧の調整やショートカットキーの割り当てはドライバの設定画面で行います。ドライバの入れ方と対応OSは、執筆時点の各社マニュアルで確認してください。

ペンタブを買ったら、配信に乗せる前に次の3つを確認しておくと事故を防げます。

  1. OBSでは画面全体ではなくお絵描きソフトだけを映す。「ソース」の「+」から「ウィンドウキャプチャ」を選び、ソフトのウィンドウを指定する。
  2. 描いているファイルの名前やフォルダ名、レイヤー名に本名や地名が入っていないか見直す。
  3. ペンタブのドライバ設定で、ペンを動かす範囲をメインモニターに合わせる。

1つ目が一番大事です。画面全体を映す「画面キャプチャ」だと、通知やデスクトップのファイル名、ブラウザのタブまで配信に映ります。身バレにつながる映り込みはVTuberの身バレ対策の記事で配信前のチェック項目にまとめています。

OBSのソースの種類はOBS公式のソースガイドに一覧があります。ウィンドウキャプチャはWindows、Linux、macOS 12.6以前で使えるソースで、それより新しいmacOS(13以降)では非推奨とされ、代わりに「macOS Screen Capture」ソースを使うようウィンドウキャプチャの公式解説で案内されています。Macで配信する人は、このソースでお絵描きソフトのウィンドウだけを選んでください。

3つ目について、ワコムのヘルプでは、ペンは初期設定ですべてのディスプレイに割り当てられていると説明されています(出典: ワコム「ディスプレイへのデバイスのマッピング」)。モニターを2枚以上並べていると、小さな板タブの上でのわずかな動きが画面上の大きな移動になり、描きにくく感じます。ワコムはワコムセンターの「マッピング」から1つのディスプレイだけを選べます。XPPenやHuionも各社のドライバ画面で設定できますが、項目名はドライバのバージョンで変わるので、執筆時点の各社マニュアルで確認してください。

今日やること|用途を1つに決めて板タブを選ぶ

今日やることは1つです。ペンタブを使う目的を「サムネ」「お絵描き配信」「立ち絵を描く」のどれか1つに決めてください。サムネかお絵描き配信なら、比較表の板タブ3機種から、机の空きスペースと予算で1台を選べば終わりです。

立ち絵を自分で描くか迷っているなら、先に依頼した場合の金額を見てから決めると、液タブに9万円台を出すべきか判断しやすくなります。描くのを人に任せて、自分は配信の準備に時間を使うのも立派な選択です。

ココナラでVTuberのイラスト・Live2Dモデルを依頼する(無料会員登録)

ペンタブ以外の機材はVtuberに必要な機材の記事で、サムネの作り方はサムネイル作りの記事で順番に確認できます。

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